心温まる本 『木曜日にはココアを』

  • 2020.01.07 Tuesday
  • 08:39

JUGEMテーマ:小説/詩

 

こんにちは、もりちゃんです。

 

1月5日に静岡の浅間神社へ初詣に行きました。電車の旅が最近のマイブームになっているもりちゃんは、景色を見たり、音楽を聴いたり、本を読みながら電車を楽しんでいます。まさにもりちゃんにとってWalkmanと本は旅の必須アイテムです。初詣のこの日も、もりちゃんは読みかけの小説を一冊、お気に入りのブックカバーに入れ電車に乗りました。御殿場から静岡までの2時間弱の旅は絶好の読書の時間です。

 

ブックカバー

お気に入りのブックカバー

 

浅間神社での初詣を済ませ、ショッピングを楽しむ前に、歩き疲れたのでカフェで休憩しようと思い、静岡駅と新静岡駅の間位にあるStarbucksに入りました。Starbucksでは毎回エスプレッソローストをフレンチプレスで淹れてもらい、そこにフォームミルクを追加で注文します。フォームミルクがコーヒーの香りを閉じ込め、まろやかな味になるのでもりちゃんは大好きです。そして何より嬉しいのが、商品を受け渡し場所で待つ必要がなく、定員さんがわざわざ席まで運んでくれるんです。このサービスは店員さんや店舗にもよるのかなと思いますが、今までもりちゃんが行ったStarbucksでは毎回席まで運んでくれるんです。この日も2階の席まで店員さんが、フォームミルクの量を聞きに来てくれたり、運んだりしてくれました。何度も申し訳ないと思いましたが、その分感謝感謝です。店員さん、本当にありがとうございました。

 

コーヒーを飲みながら、不慣れな街での読書のひと時。なんて贅沢で幸せなのだろうと感じながら持参の本を読み終わってしまいました。この後ショッピングをして、食事を取り、帰り際にまたどこかのカフェで一休みを計画していたもりちゃんは本を一冊購入しようと思い、グーグルマップで本屋を検索し、静岡駅近くの戸田書店に向かいました。店内に入り、文庫本コーナーにザっと目を通します。もりちゃんの本選びはまず表紙カバーから入ります。なんかカバーの絵や写真で自分の感覚に訴える本を手に取ります。その裏面に書かれている大まかなあらすじを読み、「よし、これにしよ」と本を購入します。

 

そんな本選びで今回購入した本は、青山美智子著の『木曜日にはココアを』でした。なんともかわいらしい表紙で、本から暖かさを感じることができました。タイトルにもあるココアを感じさせる色合いで、この本に間違いないと直感的に感じました。購入後、さっき読み終わった本からお気に入りのブックカバーを外し、購入したこの本に着せ替えました。

 

ココア・表

 

ここからは感想です。今まで読んだ中で一番心が温まりました。主人公は各章で変わっていくのですが、それぞれの章で主人公と関わった人が次の章で主人公となって物語が続いていくのです。そのすべての人たちが、巡りめぐってどこかで出会ったり、誰かの人生に影響を与えていたりしています。話の舞台は「マーブル・カフェ」というカフェから始まります。ここのオーナーからカフェを任されて一人で運営する青年には気になるお客さんがいます。毎週木曜日の3時に「マーブル・カフェ」に来店し、座る席はいつも同じでココアを注文する一人の女性です。

 

ここから話はいろいろな人へと移り、最終的にこの二人の元に話が戻ってきます。この二人の話ももちろんですが、その途中に登場する主人公たちの何気ない日常の中の出来事は決して派手なものではなく、誰もが経験したり感じる事なのですが、私たちがふと気付かずに通り過ぎてしまっている些細な日常の大切さを思い出させてくれます。何気ない人との会話、普段は気にしていない人との関わりにも大切な何かがあることが描かれています。ふと話したその一言が、相手にはとても嬉しく感じ、時にはその人の生きる支えになったりすることもあるのだなと改めて思いました。

 

本のあらすじは皆さんに読んでもらいたいのでここまでにしますが、とにかく心温まり、優しさが詰まっている本です。帰りの電車の中では思わず涙が出てしまったこともありました。他の乗客の方々に分からないように、そっと涙をぬぐったのを覚えています。悲しいから流す涙でもなく、かわいそうだから流す涙でもなく、ただ人の優しさに涙する本なのです。もりちゃんにとって読書は宝物のようなもので1ヶ月に10冊以上は読むのですが、そのどれもが大好きなんですけど、この『木曜日にはココアを』はNo.1と言ってもいいくらいでした。もりちゃんがこの本を読んですぐにブログに載せようと思ったのもこんな理由からです。

 

ココア・裏

 

もりちゃんにも会ってゆっくり話をしたい人がいます。しかし、何十年経っても機会に恵まれず、心の中では「縁がないのかな」とか、「人生って、所詮そんなもんだよね」と、ただ懐かしむだけっていう人です。ただこの本の中の人々の関わり合いを見ていると、いつかゆっくり昔話に花を咲かせられることができるのではないかと思わせてくれます。大げさかもしれないですけど、もりちゃんにとってこの本は人生の支えとなりうる大切な一冊になりました。

 

それでは今日はここまでにします。

Bye!!

 

本の情報を載せますね。読んでみてください。

 

青山美智子『木曜日にはココアを』宝島社文庫 

ISBN978-4-8002-9712-9 

2019年8月20日 第1刷発行

 

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1,159段の石段

  • 2019.12.31 Tuesday
  • 20:05

こんにちは、もりちゃんです。

 

前回と前々回のブログで久能山東照宮を訪れた話をしましたが、今日はその第3弾です。

 

無事久能山の入り口に着き、いよいよ1,159段の石段に挑戦です。そもそも今回の旅はこの石段が最大の目標だったんです。最近太り過ぎたせいもあり、ダイエットも兼ね心も身体もリフレッシュしたかったんです。

 

久能山入口2

 

気合いの入っているもりちゃんは、靴を運動靴に履き替え、コートも脱ぎ、タオルを首に回しいよいよ出発です。前回のブログでも話しましたが、ここまで来るのに約6kmの道のりを歩いたためか、石段を前にして若干弱っている自分は否めませんでした。

 

久能山入口3

 

一歩、そして一歩と前に進みます。普通の階段と違い、石段なので足場が不安定です。足の裏で微妙なバランスを取りながら進みました。振り返ると自分が登ってきた軌跡を確認でき、その向こうには駿河湾があるではないですか。来てよかったと思える瞬間でした。しかし、まだ数百段を登ったにすぎません。こんなとこで感動してどうするんだと自分に言い聞かせ、残りの千段近くある石段に挑みます。

 

久能山入口4

 

服の下からジワッと汗をかいていることに気付きます。爽快な汗です。階段の途中には所々にベンチが置いてあり、疲れた人が休憩できるようになっています。もりちゃんも何度か荷物を置き、休憩しながら階段の写真やそこから見える駿河湾の写真を撮影しました。駿河湾から道を挟んだ所には、道路沿いに何キロも続くビニールハウスが並んでいます。そうです。ここ久能山はイチゴで有名なのです。皆さんも聞いたことがあると思いますが、「章姫」「紅ほっぺ」といったブランドイチゴが栽培されているそうです。ちなみにもりちゃんは久能山に来るまでずっとこの道を歩いて来たんですよ。

 

久能山入口5

 

話を石段に戻しましょう。登り始めてからどれくらいの時間が経ったでしょうか。そして何段くらい自分は登ったのでしょうか。見上げるとまだまだ先は長そうです。脚はパンパンになり、息は途切れ、顔からは汗が流れ落ちてきました。周りを見ると、先ほどまで元気に駆け回っていた家族連れの子供たちも静かになっていました。みんな疲れてるんだなと思うと、自分だけではないと感じ安心しました。そんな中、もりちゃんはスーパーお母ちゃんを見かけました。5歳くらいの子がもう登れないとそのお母さんに言うと、お母さんは片手でその子を持ち上げ石段を登り始めました。となりのお父さんも驚いたようで、「凄いな」と感心していました。もりちゃんも心の中で拍手ですよ。「母強し」と改めて思いました。

 

石段に奮闘しながら歩いていると、疲れからか何も考えなくなるんですね。もしかしてこれが「無」という状態なのかと後日感じました。心のモヤモヤみたいなものをその時は感じずにいられました。そして知らないうちに足の疲れや息切れはなくなり、『一ノ門』という最初の門に到着しました。ここからも石段は続くのですが、久能山東照宮に一歩足を踏み入れられた達成感と満足感で満たされたのでした。

 

今回のブログはここまでです。

またね!!

 

次回予告

『いよいよ久能山東照宮』

 

 

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久しぶりの電車とバスの旅

  • 2019.12.28 Saturday
  • 21:30

こんにちは。もりちゃんです。

 

前回は『久能山東照宮への旅』と題しまして、もりちゃんが久しぶりの日曜日を満喫する決心をした話をしました。場所は題名にもあるように静岡県静岡市にある久能山東照宮に行ってきました。

 

今日は前回の続きで、いよいよ旅の始まりです。旅の前日からワクワクして、まるで小学校の遠足前のように眠れずに、結局最後に時計を見たのはもう午前3時を過ぎていました。こんなんで明日起きれるのかと心配になりましたが、目覚ましを3つ用意したので無事寝坊を避けることが出来ました。

 

朝の7時頃からシャワーを浴び、仕度をしていざ徒歩で御殿場駅に向かいます。朝早いこともあり、富士山のふもとの御殿場は寒いです。コートを着て、手袋をし、マフラーにくるまれながらおよそ15分の道のりです。前日に御殿場線の時刻表を調べていたので、沼津での東海道線への乗り換えはスムーズにいきそうです。

 

しかし、御殿場駅に到着し、ホームで電車を待っていると突如場内アナウンスが聞こえました。アナウンスによると、どこかの線路で誰かが非常ボタンを押してしまい点検するとのことでした。電車はおよそ10分ぐらい遅れ御殿場駅に到着しました。その結果、当初の計画の東海道線へのスムーズな乗り継ぎはできずに、沼津駅で数十分待つことになってしまいました。初っ端から大幅な計画の変更で先行きが思いやられる旅の始まりでした。

 

御殿場駅

 

東海道線で沼津駅を出発して静岡市に向かいます。もりちゃんは静岡県民でありながら、静岡市は生涯で高校時代の野球部の遠征で行った数回の草薙球場を除いて、たった3回しかありません。その内の2回は、アメリカで取得した運転免許であったため新たな免許を取るために行き、もう1回は家業でもある保育所の講習のために行きました。

 

というのも、もりちゃんの住んでいる御殿場は県庁のある静岡市よりも、新宿など東京の都市の方がはるかに時間も交通の便もいいのでそちらに行ってしまうのです。正直なところ、静岡市はまるで分からない、完全アウェイの場所なのです。

 

静岡駅


 

無事静岡駅に到着して、南口のバス乗り場から久能山行きの時刻表を見ると、直通のバスを2時間以上待たなければいけなく、その結果、東大谷というバス停まで行き、そこから久能山下行きのバスに乗り換えることにしました。

 

緊張で〜す。なぜかというと、バスに乗るのは何十年ぶりなんです。ていうかむしろ、バスにいつ乗ったか記憶にないくらい久しぶりなんです。普段どこに行くにもほぼ自動車を利用しているのでこういう時に困りますね。まず、どうやったら乗れるのか分かりません。なので、前の人の乗り方を参考にしてバスに乗ることにしました。そうするとバスに乗車する皆さんは、電車の改札と同じように財布などで「ピッ」とやってるじゃないですか。もりちゃん思わずガッツポーズです。「PASMOが使えるぞ。」当たり前だろと思われそうですが、運賃の払い方が実は一番不安だったんです。バスでもPASMOが使えるなんて便利な世の中になったんだと感心してしまいました。

 

終点の東大谷に着き下車しました。乗り換えの時刻表を確認するとなんと次のバスが来るまで1時間20分以上あるではないですか。「まじかよ!」周りを見渡しても時間を潰せそうなカフェはもちろん、食堂も一件もないんです。あるのはバス停にある自販機のみです。

 

スマホを取り出し、グーグルマップで現在地を表示します。目的地である久能山東照宮を検索すると、そこからおよそ6kmらしいです。「よし、歩くぞ。」グーグルマップに従い歩き出すと、そこには駿河湾があるではないですか。駿河湾沿いの150号線の気持ちいいくらいのまっすぐな道をひたすら歩き続けました。

 

夏なら賑わうのでしょうが、さすがに冬なのでサイクリングをする人やジョギングをする人とたまにすれ違う程度でした。バスで来るのもいいかもしれませんが、思い切って歩いてみて良かったと思います。海を見ながらただひたすら歩くなんて、何十年ぶりでしょうか。心地よい汗が、心地よい風で乾かされていく感じがとても気に入りました。

 

もりちゃんがアメリカの大学に在学中、海のすぐそばに引っ越しました。その頃は毎日のように愛犬「心之介」を連れて海岸を散歩しました。海岸に着くと、心之介のリードを外して思いっきり遊んだのを覚えています。長〜い、長〜い海岸線を何も考えずに走りました。砂のお城を作るのですが、完成すると心之介が破壊するという遊びをしたこともありました。

 

そんな過去の思い出をゆっくり思い出すのに十分なほど長い道のりを久能山東照宮に向けて歩きました。

 

それでは今回はこれくらいにして、続きは次回のブログで話します。

See you!

 

次回予告

『1,159段の石段』

 

 

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久能山東照宮への旅

  • 2019.12.26 Thursday
  • 23:50

こんにちは、もりちゃんです。

 

久しぶりの投稿となりました。

 

最近忙しくて日曜日も授業が入ってしまい、中々丸一日の休日がなかったのですが、12月15日の日曜日に久しぶりの趣味を満喫できました。もりちゃんの趣味は何といってもカメラですね。初回の『自己紹介』の記事でも書いた通り、かつては愛犬「心之介」の写真や風景を撮ることが大好きでした。愛犬の死後はもっぱら風景専門となり、特に神社や寺院を撮ったり、そこから見える風景を撮ることがお気に入りです。

 

というわけで、本題に移りますが、今日は12月15日に満喫した『久能山東照宮への旅』について話したいと思います。

 

皆さんは「久能山東照宮」はご存知でしょうか? 久能山東照宮はあの徳川家康の遺命により、死後この地に埋葬された神社です。徳川家康が埋葬された神社ですよ。すごくありません? また久能山から一望できる駿河湾はとても眺めが良いと聞いたことがあります。こんなロマンのある場所に行かないなんて損ですよね。

 

徳川家康

 

とは言うものの、もりちゃん的に一番興味をそそられたのは、この久能山東照宮に行くには1,159段の石段を登らなければいけないということなんです。1,159段もある石段を登り切った時の達成感や、そこから見える駿河湾の景色を想像すると無性に登りたくなってしまいました。というわけで、12月15日の日曜日にもりちゃんは旅に出ました。

 

それでは続きは次回のブログ投稿で話します。

Bye!

 

次回予告

『久しぶりの電車とバスの旅』

 

 

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