Chicagoで勉強

  • 2018.07.31 Tuesday
  • 16:23

こんにちは。

 

前回は「音楽と英語」に関連して、マライア・キャリーの曲でどんな英語を覚えることが出来るかを話しました。今回はもりちゃんが高校時代によく聴いていた、Chicagoというグループの、Hard to Say I'm Sorry を紹介します。とにかく透明感があるきれいな歌声で大ヒットしました。歌詞の内容は、どんな男性でも1度は経験したであろう切ない内容です。(もりちゃんは1回どころではありませんが。)1982年にビルボードで1位に輝き、今現在もその音色は色あせず輝き続けています。その後この曲は多くのアーティストにカバーされるほどの名曲となっています。

 

Everybody needs a little time away 「みんな少し離れる時間が必要なの。」

I heard her say from each other 「私は彼女がそう言うのを聞いた。お互いにね。」

 

2文用意させていただきました。なぜなら、この2文は一見別々に見えるかもしれませんが、実は1つの文なのです。分かり易いように1つにまとめるとこのようになります。I heard her say everybody needs a little time away from each other. 「誰もがお互い少し離れる時間が必要だと、彼女が言うのを私は聞いた。」となります。要は最初の文が本来2文目の途中に入っているのですが、倒置が起こっているのです。倒置をすることで、彼女が言った内容の衝撃を強調しているのです。更に、heard her say と知覚動詞+O+原形 が用いられています。高校生の必須文法ですね。

 

It's hard for me to say I'm sorry. 「私がごめんと言うのは大変なことなんだ。」

 

日本語訳はあえて直訳にしましたので不自然に思うかもしれませんが、これこそがまさにこの曲の邦題である『素直になれなくて』という意味なのです。この文では、「it is ~ for 人 to 原形」が使われています。中学で習った構文でもあり、高校でも再度学習する最重要構文の1つですね。「人が・・するのは〜だ」と訳します。

 

I will make it up to you 「埋め合わせはするよ。」

I promise to 「約束するよ。」

 

この2文も実は非常にリンクしている文となっています。まず1文目で、make it up to ~ 「〜に埋め合わせをする、償う」という重要熟語があります。そして2文目は、中途半端にも to で終わっています。これは「代不定詞」と言い、前述している動詞の反復を避けるための大切な文法です。よってこの文は実際には、I promise to make it up to you となります。ちなみに代不定詞も高校生の英文法の「不定詞」のセクションで習いますね。

 

I could never let you go 「私はあなたを行かせることはできないよ。」

 

要は「絶対にあなたを手放したくない」と言っているのですが、ここでは 「let+O+原形」の形で、「Oに〜させる」という使役動詞が使われています。これも英語においては超最重要文法ですね。よく英会話で、「Please let me know 〜」と言いますが、これは使役動詞の"let"が使われて、「私に知らせてください」となっています。

 

まだまだこの曲の中にも、お宝のような英語学習に役立つことが満載なのですが、長くなりそうなのでここまでにしておきますね。

 

ここでもりちゃんの意見を言いたいと思いますね。よく英語学習について、「海外に行けば、文法なんて分からなくても通じる」とか、「日本の英語教育は文法をやるから喋れるようにならないんだ」という言葉をよく耳にしますが、果たしてそうでしょうか?前回と今回で紹介した曲の中には、私たち日本人が学校で習っている単語や、構文、熟語、文法でいっぱいです。これらをおろそかにして、一体どうこの曲を理解できるのか逆に知りたいくらいです。そして、正しい文法を知らず、海外で単語だけ並べた会話が通じても、果たして本当に心からの会話が出来ているでしょうか。買い物が出来たからって、相手も商売ですから一生懸命理解してくれようとしてくれますが、現地であった人たちと、お互いの国のことや、お互いの家族のこと、共通の趣味や異なる意見の討論などで、ちゃんとした文法、語法などを知らずに会話は成り立ちません。アメリカの大学に在学中、もりちゃんが感じたことは、コンマ一つもレポートでは気を付けなければいけなかったことです。

 

そんなわけで、学校で一生懸命英語を習っている生徒さんも、TOEICや会話のために頑張っている社会人の方々も、今やっている勉強が決して無駄になることはないと思ってほしいです。今日教科書で習ったことは、必ずこれからの人生の中で役に立つことがあるのですから。むしろ役に立ったことがないと言う人は、学生時代に覚えてこなかったので役に立っていないのですから。

 

頑張っている人、頑張れ!! コメントや要望がありましたら、お気軽にどうぞ。

 

英語塾橋本のホームページもご覧ください。

 

YouTube動画、「英語構文・英熟語‼」を公開しています。是非ご覧ください。

 

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